- 特別費って何?毎月いくら必要なの?
- 特別費の項目一覧表
- 特別費の貯め方
- 特別費が貯められない場合の対処法
急な出費に対応するには、「特別費」の管理が大切です。
「特別費は毎月いくらを確保すれば良いの?」
「特別費の一覧表が知りたいな…」
と悩まれている方も多いはず
この記事では、特別費一覧表を用いて特別費の管理方法をお伝えします。
「特別費を制するものは家計を制す」
特別費をしっかりコントロールして家計を整えていきましょう!
特別費とは
特別費の例は以下のとおり。
- 固定資産税
- 車検
- 家電の修理費
- 各月のイベント
- 入園・入学・引っ越しなどのイベント
特別費に含む項目は家庭によりさまざま。
なので、自分専用に設定する必要があります
この記事では特別費の設定方法から管理方法まで紹介してあるので、安心して読み進めてくださいね。
特別費を管理する3つのメリット
- 貯金を減らさなくて済む
- 無駄な支出が減りメリハリがつく
- 毎月の収支が安定する
1. 貯金を減らさなくてすむ
特別費の予算を立て、事前にお金を用意することで急な出費にもあわてずに対応できます。
2. 無駄な支出が減りメリハリがつく
特別費一覧表をつくると、どこにお金を使っているのかがはっきりわかります。
無駄な出費を見つけて節約する方法も見えてきますよ。
3. 毎月の収支が安定する
特別費を管理することで、毎月の収支の差が減ります。
そのため家計管理のモチベーションもUP!
特別費を管理しないでいると…
・急な出費に焦って貯金で対応
・予算を管理ができておらず無駄遣いが増える
・毎月の収支が安定せずに家計管理のモチベーションが下がる…結果貯蓄が増えない
「毎月の家計簿は黒字なのに、突然の高額出費があり赤字になってしまった…」
となりかねません。
「特別費を制するものは家計を制す」(2回目)
特別費を攻略することは家計管理にとってとても重要なんです。
特別費の項目一覧表
特別費の項目例
項目が被っているものもありますが、まずは気にせずにダーーっと書き出していきましょう。
書き出した後に、似た項目はまとめればOK。
特別費攻略のポイントは、抜け漏れをつくらず予算を設定すること!
1つずつ確認していきましょう。
気になる項目をタップすると詳細が表示されます。
月ごとのイベント
1月 | お年玉 お年賀 冬休み |
2月 | バレンタイン |
3月 | ひな祭り ホワイトデー 春休み |
4月 | 入学・入園 |
5月 | GW 母の日 |
6月 | 父の日 |
7月 | 夏休み |
8月 | お盆 お中元 |
9月 | 運動会 敬老の日 |
10月 | ハロウィン |
11月 | 七五三 |
12月 | お歳暮 クリスマス 年賀状 |
その他 | 誕生日 記念日 |
年内に発生する支出
- ふるさと納税
- 旅行
- 帰省
- 年会費(保険代やクレジットカードなど)
- インフルエンザ予防接種
- クリーニング代
- 人間ドック
- 通勤・通学定期代
- 防災備蓄
- 町内会費
- NHK代
- 美容院代
- 駐車場代
- 浄水器交換費用
- コンタクト
- サブスク
- 衣服費
- 歯医者定期検診
今年のみ発生する支出
- 出産費用
- 引っ越し
- 入園・入学
- 受験
- ランドセル
- 卒園・卒業
不定期な支出
- 高額な医療費
- 家の修繕費
- 家電の修理
- 冠婚葬祭
- 交際費
数年以内に発生する支出
- 車の買い替え
- 家具・家電の買い替え
- スマホの買い替え
住居関係
- 固定資産税
- 火災保険
- 修繕費
- アパート更新料
- 浄化槽関連
子供関係
- 入学・入園
- ランドセル
- 学校用品
- 制服代
- 授業料
- 部活
- 塾
- 夏期講習
- 冬季講習
- 修学旅行
- 受験費用
- 習い事の発表会
- 通勤・通学定期代
車関係
- 自動車税
- 自動車保険
- 車検(2年に1回)
- 車諸経費
- オイル交換
- タイヤ交換
- タイヤ購入
- 定期点検
- JAF年会費
- 車購入代
その他
- ペット関連
- 趣味関連
- 習い事関連
- 資格関連 など
「予備費」も設けておきましょう
どれだけ項目を書き出しても、予測できない出費は年内に発生します。
「予備費」を設けることで、さらに安心感が増しますよ✨
補足:数年以内に発生する支出について
車検や洗濯機の買い換え費用など、今年は必要ないが数年以内に発生する支出も、目標金額を用意する年数で割って組み入れましょう。
2年に1回10万円ほどかかる
→10万÷2年=5万円
年間で5万円(毎月4,167円)必要
いつ壊れるかわからないが5年後に買い替えると予定する
5年後に30万円ほどかかる
→30万円÷5年=6万円
年間で6万円(毎月5,000円)必要
大きな出費もあらかじめ特別費を用意することで、落ち着いて対応することができます。
特別費の貯め方と管理方法
特別費を攻略する方法は以下の3ステップです。
- 特別費の項目を書き出す
- それぞれの予算を立てる
- 特別費を積み立てる
1つずつ解説していきます。
Step1:特別費の項目を書き出す
まずは先ほど紹介した「特別費項目一覧表」を参考に項目を書き出していきましょう。
ポイントは抜け漏れなく項目を書き出すこと!
「特別費は漏れなく設定することがカギ」
最初こそ大変な作業ですが、経験を積むことで来年以降はちゃちゃっと作業は完了します
Step2:特別費の年間予算を立てる
続いて、Step1で書き出した項目ごとに年間予算を立てていきます。
予算がわからない場合はざっくり多めに設定しておけばOK。
あとから実際に使用した金額を記録していき今後に生かしましょう。
Step3:特別費の貯め方
最後に、Step2でわかった年間にかかる特別費総額を貯めて行く方法を紹介します。
特別費の貯め方は以下の3種類
- 毎月の収入から貯める
- 毎月+ボーナスで貯める
- ボーナスのみで貯める
1番のおすすめは毎月の収入から特別費を貯めて行く方法です。
ボーナスは必ずある収入ではないので、あてにしすぎると危険。
基本は毎月の収入から特別費を貯めて行くようにしましょう。
例えば、特別費の年間予算が90万円の場合
90万円÷12ヶ月=75,000円
上記のように計算して毎月75,000円積み立てればいいことがわかります。
特別費が貯められない時の対処法
「特別費がとんでもない金額になった…」
「特別費なんて貯められそうもないよ…」
という方への対処法はこちら
- 特別費項目の優先順位を見直す
- 毎月の支出を見直す
- 収入を増やす
それぞれ1つずつ解説します。
特別費項目の優先順位を見直す
特別費一覧を眺め、不要なものはないか考えてみましょう。
例えば、
- 年会費があるクレジットカードは解約する
- 旅行の回数を減らす
- 車は本当に必要?→手放すことを検討
など。優先順位をつけて、予算のかけどころにメリハリをつけ満足度を下げない予算配分ができれば完璧です。
毎月の支出を見直す
毎月の支出を見直すのも効果的です。
毎月の支出を見直すことで、特別費への積立額をUPさせましょう。
おすすめは固定費の見直しです。
固定費を見直すメリットは以下のとおり
- 一度見直すだけで毎月の支出削減に効果絶大!
- 生活満足度に影響が少ない
例えば、
- 保険に入りすぎていないか見直す
- 不要なサブスクに入っていないか見直す
- スマホを格安SIMへ変更する
など。固定費を見直すだけで毎月1〜2万円支出が削減できた!なんてことも◎
ぜひ一度固定費を見直してみてください✨
収入を増やす
いろいろやってみたけど、それでも特別費が足りない…!
そんな時は収入を増やすよう行動してみましょう。
収入を増やすことで、家計にゆとりができ、生活の満足度もあがります。
「収入を増やすってどうやるの…?」
という方は、まず手始めにポイ活に挑戦してみてください。
おすすめのポイ活サイト①モッピー
おすすめのポイ活サイト②ハピタス
案件は同じでもポイント報酬はサイトによって違います。
2つほどポイ活サイトに登録して、報酬の良いほうで案件に取り組むのがおすすめです。
ポイ活サイトは登録しすぎるとポイントが散ってしまうので、2サイトくらいの登録が管理が楽ですよ。
特別費は毎年見直そう
特別費はその年によって使う金額が変わります。
なので、毎年予算や積立計画を見直すことが大切です。
- 特別費の項目を決める
- 項目ごとの予算を決める
- 実績を記録する
- 来年度の項目・予算を立てる
この流れをつくり、急な出費に強い家計をつくりましょう!
まとめ:特別費管理一覧表を使って、お金が貯まる家計にしよう!
特別費の攻略は家計管理の重要ポイントです。
「特別費ってなんだか考えたくないな…」
と、見ないふりをしているとお金の不安を抱えたままの生活になります。
そして、急な出費に貯金を切り崩して対処したり、高金利のローンを組むなんてことも…
「日々の家計簿はしっかりつけているのに、なかなか貯金が増えない…」
これは特別費を貯めていないことが原因かも!
この記事を参考に、特別費を攻略して、急な出費に怯えなくてすむスッキリな家計管理をしていきましょう。
我が家の特別費一覧表
最後に、我が家の特別費一覧はこちら。
我が家の今年度の特別費総額は1,201,840円
毎月95,987円貯める必要があります。
た、高い…
我が家では、美容院代や歯の定期検診、衣服費なども特別費に含めて管理しています。
毎月の収支が安定するのでおすすめですよ✨
一応予算は高めに設定しているので、実際の支出は少なくなる予定です。
「特別費を制するものは家計を制す」(3回目)
一緒に家計管理がんばっていきましょう。